医療広告対応・美容医療

Medical Advertising & Aesthetic Medicine

医療広告ガイドラインに基づく広告物のリーガルチェック、医療広告規制対応に対応します。

1. 医療広告対応とは

医療機関の広告は、医療法6条の5および「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」(医療広告ガイドライン)により、厳格に規制されています。

ホームページ、SNS、チラシ、看板、雑誌広告、動画等も、内容や表示態様によって医療広告規制の対象となります。

違反があった場合、行政指導や医療法上の処分の対象になるほか、医療機関の信頼性にも影響します。

当事務所では、医療機関および医療広告に関わる事業者からのご相談に対応しています。

特に美容クリニックの広告について、継続的なリーガルチェック業務を行っています。

2. 対応する場面

広告物の事前チェック

ホームページの記載内容、SNS投稿、症例写真、患者の体験談、ビフォーアフター画像、料金表示等について、医療広告ガイドラインに準拠しているかを事前に確認します。

美容医療の広告規制への対応

美容医療は医療広告規制の中で厳格な対応が求められる領域です。

自由診療における料金表示、術前術後の写真の取扱い、限定解除要件の充足、患者の体験談の扱い等、美容医療特有の論点があります。

当事務所では、美容クリニックの広告監修を継続的に行っており、業界実態を踏まえた助言を行います。

行政指導・処分への対応

医療広告ネットパトロール事業や保健所からの指摘、行政指導、医療法に基づく処分等への対応を行います。

指摘内容の検討、回答書の作成、再発防止策の策定等について対応します。

広告制作会社・代理店との契約

医療機関が広告制作会社や代理店に広告制作を委託する際、契約条件、責任分担、表現上の制約等についての助言を行います。

3. 医療広告規制の主な論点

広告可能事項の制限

医療広告は、原則として法令で定められた事項のみが広告可能とされています。

ただし、ホームページについては、一定の要件(限定解除要件)を満たすことで、より幅広い情報の掲載が認められます。

比較優良広告・誇大広告の禁止

「日本一」「最高」「最先端」等の表現、他の医療機関より優れていると示す表現は、原則として禁止されています。

体験談・症例写真の取扱い

治療内容や治療効果に関する患者の主観的な体験談は、医療広告において原則として認められません。

症例写真・術前術後写真は、掲載媒体、表示方法、治療内容・費用・リスク・副作用等の説明の有無により適法性が左右されます。

自由診療における料金表示

自由診療(保険外診療)の料金は、標準的な費用、内訳、保険適用の有無、リスク・副作用等を含めて、適切に表示する必要があります。

美容医療特有の規制

美容医療については、近年、規制強化の方向で議論が進んでいます。

広告物の作成・公開にあたっては、最新の規制動向を踏まえた対応が必要です。

医療広告規制は、明らかな虚偽広告だけでなく、日常的に運用しているホームページやSNS投稿が問題となる場合があります。

「他院では普通に掲載している」「コンサル会社から提案された」という理由で使用している表現について、行政から指摘を受ける事例も少なくありません。

広告公開後の修正対応よりも、公開前の段階で検討する方が負担を抑えられる場合があります。

4. 医療広告対応における当事務所の姿勢

医療広告は、医療機関のマーケティング活動と医療法・関係指針との接点にある領域です。

法令を遵守しながら、医療機関が訴求したい内容を適切に伝える表現を一緒に検討します。

医療機関の規模、診療内容、ターゲット層、媒体の特性によって、適切な表現は異なります。

画一的な「禁止用語リスト」の適用ではなく、個別の事情への理解を踏まえた助言を心がけています。

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